ウォロンゴンのブルーサンダー
87シーズンはホンダのガードナー、ヤマハのローソン、マモラ による三つ巴の争いが展開されたが、シーズン序盤から好調をキープした ガードナーが見事初タイトルを獲得した。
前年の王者ローソンは5勝、マモラが3勝というヤマハ勢の結果に対して、ホンダのエースとなったガードナーが、7勝をあげて初の王座に就いたシーズン。スペンサーは開幕前から数々のトラブルや負傷に付きまとわれ、低迷してしまう。
日本勢としては、このシーズンより250ccからステップアップしてきた平忠彦と、初のフル参戦となる八代俊二がロスマンズチームからエントリーを果たす。平はチェコで3位、八代は最終戦アルゼンチンの4位がベストリザルトであった。