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アダム・ラガとトニー・ボウが１勝を分け合う！ 藤波貴久は両日表彰台獲得！

世界選手権10連覇を狙うトニー・ボウがポイントリーダーとして日本グランプリを迎える。日本人で唯一フル参戦している藤波貴久は、この母国グランプリ2日目が世界選手権300戦目にあたる。

DAY-1、5つのセクションが新しくなり、難易度も上がった。肩にケガを負っているボウを含め多くのライダーが苦戦を強いられた。その中でアダム・ラガが、新マニュファクチャラーのTRSで初勝利を飾った。日本のエース藤波は、1ラップ目に大転倒を喫し、マシンが大破。追い上げを強いられたが、２ラップ目以降は調子を上げ3位表彰台を獲得した。

夜中に雨が降った影響で、DAY-2は一部のセクションの難易度が下げられることとなった。ボウは少ない減点でセクションをクリアし、今季2勝目を挙げた。ラガと藤波は終盤まで２位争いを繰り広げ、ラガが２位、藤波が母国グランプリで両日表彰台を獲得した。

【実況】木幡 ケンヂ【解説】杉谷 真、トライアル通を唸らす日本語コメンタリー！

【実況 : 木幡 ケンヂ】
豊富な自動車知識を武器に、ツインリンクもてぎで開催される全日本ロードレース選手権、トライアル世界選手権日本グランプリ、MotoGP世界選手権日本グランプリなどの実況を担当している。

【解説 : 杉谷 真】
月刊トライアル専門誌「自然山通信」を運営中。80年代から二輪誌にトライアル記事を書きはじめ、トライアル専門誌作りは30年近くになる。トライアル世界選手権では黒山健一のマインダーとして、日本人初優勝へと導いた経験もある。