ノリック涙の優勝!
1999年10月24日ロードレース世界選手権第15戦 ブラジル ネルソンピケサーキット。
“Norick”こと阿部典史がマックス・ビアッジ、ケニー・ロバーツJrとの接戦を制し3年ぶりの優勝を飾った、記念すべきレース。
‘94鈴鹿、’96鈴鹿に続く阿部典史の雄姿を集約した待望のノーカットレース!
0.161秒差の大接戦!
予選12位からスタートした阿部典史は、4周目にケニー・ロバーツJr、岡田忠之のトップ二人へ追いつき、中盤の12周目に岡田を交わし2位に浮上。優勝争いはロバーツと背後についてきたマックス・ビアッジの3台に絞られる。
周回ごとに激しくなるトップ争いは、次第に阿部、ビアッジの一騎打ちに。
何度もポジションを入れ替えるバトルは、最終コーナーまでもつれ込み、僅か0.161秒差で阿部に軍配が上がった。
96年日本GP以来、3年ぶりの優勝を手に入れた阿部典史は、大粒の涙を流した。
特典映像
◆予選映像集
◆特集『ノリックが明かす復活のプロセス』
(1999年当時のビデオ作品より紹介)