第36回 鈴鹿8耐はMuSASHi RT ハルク・プロが214周で優勝!
7月28日(日)午前11時30分、第36回大会がスタート。
ホールショットを奪ったのは#12ヨシムラスズキレーシングチーム津田拓也、ポールシッター#7MONSTER ENERGY YAMAHA-YARTブロック・パークス、#634MuSASHi RTハルク・プロ高橋巧、#99BMW MOTORRAD FRANCE TEAM THEVENTエルワン・ニゴン、#071Team KAGAYAMA芳賀紀行が続く。
11周目、高橋巧がトップに躍り出た。
だが、スタートで出遅れた#11F.C.C. TSR Hondaの清成龍一がジワジワと追い上げており、2番手にまで順位を回復して1回目のピットインを迎えることになった。
清成からマシンを引き継いだジョナサン・レイは、高橋巧からスイッチしたレオン・ハスラムを追撃しトップに浮上。この後、レイは独走体制を確立、ハスラム、ブルックスも単独走行となったが、加賀山就臣と中須賀が白熱した4番手争いを展開。
スタートから2時間、トップの清成が転倒、マシンが大破するアクシデントが起こりリタイアしてしまう。
新たにトップに立ったのが#634マイケル・ファン・デル・マーク。そして#12青木宣篤、#071芳賀、#7ジョシュ・ウォーターズが続く。だが、午後1時50分、#12ヨシムラスズキレーシングチームに、30秒ストップのペナルティが科せられレースは波乱へと向かって行く。
午後3時07分、追い上げていた#12ジョシュア・ブルックスがデグナーカーブで転倒するがそのまま走行を続行。一方、#071ケビン・シュワンツがいよいよ登場した。
レースも折り返しを過ぎ、トップの#634MuSASHi RT ハルク・プロが首位固めに入る。注目の#071ケビン・シュワンツは、117周目にピットインして芳賀紀行に交替。その後、#12津田拓也もジョシュア・ブルックスに交替。
夕方を迎えると空の雰囲気が一変。午後6時40分頃から雨が降り始めた。
トップ#634高橋巧はスリックタイヤのまま走行を続け、2番手の#12ジョシュア・ブルックスもスリックのままだ。だが、4番手の#1ヴァンサン・フィリップがレインタイヤに交換したのを見ると、3番手の#071加賀山も緊急ピットインでレインタイヤへと変更する。Team KAGAYAMAにとっては、ヴァンサンと同じタイヤをチョイスすれば、抜かれることはなく3位を堅持できるという算段だ。
その後、すぐに雨は止み、結果的にウエット路面をスリックタイヤで踏ん張った#634高橋巧のファインプレーが光り、#634MuSASHi RT ハルク・プロが214周を走破して優勝。高橋巧にとっては2勝目、レオン・ハスラムは初優勝、マイケル・ファン・デル・マークは初参戦初優勝となった。
また、優勝チームと同一ラップの214周を走破した#12ヨシムラスズキレーシングチームが2位。3位には、トップから1周遅れの213周走破の#071Team KAGAYAMAが入った。
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